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編集長コラム

合気道師範、佐々木将人八段 | 農業経営者 7月号 |  (2004/07/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
まだ、いつまで続くか自信はないが、合気道の総本山である合気道本部道場(東京都新宿区)に通い始めた。数週前の土曜の朝、朝八時に始まる上級者向けの稽古を最初はあくまで見学に行くつもりで紹介者に着いて行ったのがきっかけだ。

しかし、その紹介者は、道場の更衣室に入るとロッカーから自分の道着を差し出し「折角だから」と僕を誘う。周りにいた人々も「そうだ、そうだ」とそそのかす。中高年者たちとはいえ、四段、五段という高段者たちである。誘われるままに道場に足を踏み入れる僕こそ、わきまえの無いお調子者であった。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
編集長コラム

「農業経営者」リニューアルにあたって | 農業経営者 6月号 |  (2004/06/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
本誌は今月号より誌面を大幅にリニューアルした。101号目という区切りということもあるが、それだけではない。まず第一に、これまでの編集が読み手にとって読みやすい雑誌ではなかったという基本的な反省。それは、たぶんにメッセージ性が強い本誌であろうとも商業誌として恥ずべきことである。とりわけ、若い読者からの要望そしてスタッフたちの意思である。しかし、それと同時に考えた今回のリニューアルの意図は以下の点である。

農業を取り巻く環境は、これまで本誌が主張してきたことを追認するがごとくに変化してきている。もう、「農業は食べる者のためにある」などという当たり前のことをことさらに語らずともよい時代になった。かつて本誌は、「自給自足の時代に家族のために耕作や狩をしたかもしれないが、耕作や狩を続けるために家族を必要としただろうか。しかし、農業界は『農業を守るために“消費者よ米を食え! 国産農産物を食え!”』と主張している」と、農業界にはびこる論理を批判してきた。そして、「守るための保護によってではなく、顧客たる消費者に必要とされて成立する農業とその経営創造への取組みこそが農業が守られる根拠であり、農業経営者たちは被害者意識から農政や農協あるいは取引先を批判する以上に、自らの経営を確立することこそが肝要であり、『問うべきは我』なのだ」と主張してきた。さらに、「農業問題とは農業関係者問題である」といって、本誌自身を含めた農業関係者による“居場所作り”が農業の重荷になっていることを指摘してきた。が、それも否応無しに行革や農協改革の中で進んでいくだろう。補助金農業が終わりを告げれば農業関連企業とて同様である。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
編集長コラム

お陰様で創刊100号、そして次へ | 農業経営者 5月号 |  (2004/05/01)

【「農業経営者」編集長 昆 吉則 -profile
本誌は1993年5月28日の創刊以来、通巻で100号目を迎えた。季刊発行の時代から数えて今月号で満12年になる。創刊当時を考えれば、ここ数年の農政の大転換だけでなく社会一般や実業界の農業に対する注目や認識の変化には隔世の感を禁じえないものがある。

ここまで続けてこられたのはひとえに読者およびこの雑誌をご支援いただ皆様、そして広告主のお陰である。ここで改めての御礼を申し上げたい。
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Posted by 編集部 | 08:30 | この記事のURL | コメント(397) | トラックバック(0)